2017-06

グルー(接着剤)について

C360_2015-12-28-23-30-21-896

エクステをまつげに着ける時の接着剤を「グルー」といいます

グルーの主成分はシアノアクリレート

「アロンアルファ」の主原料でもあります

このシアノアクリレート、硬化する際に、アレルギー反応の原因になると言われるホルムアルデヒドが揮発成分として放散されています。

完全にグルーが硬化する間、微量ではありますが放散され続けているのです

ホルムアルデヒドは水に触れると溶け出し、目の周りの皮膚や眼球を刺激し、アレルギーの原因になってしまうのです。

施術後6時間、濡らさないようにお願いするのは、エクステの持ちが悪くなるだけでなく、皮膚トラブルの原因になってしまうからなのです。

グルーには、医療用系と工業用系と呼ばれるものがあります。

ちなみに日本で販売されているサロン用のグルーは全て「雑貨扱い」で絶対安心安全と言われるものは1つもありません

 

医療用系→ホルムアルデヒドの放散量が少なく、低刺激でアレルギーを引き起こす可能性が工業用系に比べて低い

工業用系→ホルムアルデヒドの放散量が多め、 接着力は高めだが、アレルギーを引き起こしやすかったり、ガッチリ固まる性質があり、地まつ毛を痛めてしまう危険性がある

 

持ちが良いからといって、強力な工業用系のグルーを使い続けるのは、とっても危険なことです。

アレルギーが出てエクステができなくなったり、地まつ毛に負担がかかってどんどんまつ毛が減ってしまってエクステが付けられなくなったり…

また、まつ毛がダメージを受けているとエクステの持ちも悪くなります。

ルフランでは基本的に医療用系の成分を配合した国産で低刺激のグルーを使用しております。

 使用期限1ヶ月ところ3週間で新しい物に取り替え、常に新しいグルーで施術しております。(開封して空気に触れた時から少しず劣化していきます。)

また温度管理も重要で、高温になるとホルムアルデヒドの放出量も増えます。

低温すぎるとしっかりまつげに装着できず、持ちが悪くなります。

適温に保つのはなかか難しいんです

医療用、工業用にかかわらず、グルーは使用期限、温度などの保管管理が悪いとグルーが劣化してアレルギーが出たり持ちに影響します。

まるで生ものですね~

地まつ毛を綺麗に保ちながらアレルギーリスクを抑えて、長くエクステを楽しんで頂きたい

日々そんなことを思いながらお仕事してます。

エクステで違和感が出られた方、グルーが変わると大丈夫だったりすることもあります。

気になる方はお気軽にご相談くださいね

2017-06-08 | Posted in Blog, グルーについて, 施術写真Comments Closed